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医療機関 |
エステサロン |
解 説 |
腕は確か? |
国家資格を持った医師の指導の下、同じく国家資格を持った看護士が行います。 |
特に資格を必要としません。一般の人でもエステシャンとして、行うことができます。 |
脱毛は医療行為であり、エステでの脱毛は違法行為として禁止されています。皮膚科や美容外科などの医師、または医療従事者が常駐している医療機関で受けましょう。 |
脱毛機器は? |
医療用機器として厚生労働省から認可を受けた医療用レーザー機を使用しています。効果、安全性において、優れています。 |
無認可機器を使用。これらの無認可機器の中には、効果を上げようとすると火傷をするものがあります。また、レーザーもどきといえる機器を使用している場合が多く、医学的に見て「永久脱毛」には程遠い脱毛も多く見受けられます。 |
エステで使われている脱毛機器は、医療機器ではありません。販売業者が日本の法律の盲点をついて、雑貨として販売をしているものです。全国のエステで既に3000台以上の機器が導入されていますが、平成14年にレーザー脱毛を行っていた脱毛サロンが摘発され、医師法違反の有罪判決が出たことにより、現在、新規にレーザー脱毛を始めるエステはほとんどありません。また、機械の性能と出力が脱毛効果を決定します。医療機関で使われている医療用レーザー脱毛器が圧倒的に有利です。 |
脱毛機器の値段は? |
約700万円〜1600万円 |
約300〜500万円 |
価格の違いは脱毛効果、痛みなどにダイレクトに反映されます。 |
痛みは? |
やや痛いです。 |
あまり痛くありません。 |
医療機関での脱毛は効果の高い、高出力の機器を使っているため、痛みを感じる場合が多いです。しかし、塗るタイプの麻酔なども使用することが可能ですし、出力を調整することも可能です。毛根を焼き殺すわけですから、あまり痛くないというのは、効果もそれ並みということです。 |
脱毛効果 |
「永久減毛」とはFDA(米国食品医薬品局。日本の厚生労働省に相当する政府機関)の基準で「レーザーを3回照射後6ヶ月経過した時点で67%以上の毛が減っている状態」を言います。医療機関で使われている脱毛機はFDAの「永久減毛」の認可を取得しています。つまり、効果が認められているのです。 |
エステサロンは、何かトラブルが発生した際に対応できない為、絶対にトラブルが起こらない程度の出力でしか照射しません。よって、非常に脱毛効果が低いのです。
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脱毛効果が得られるか得られないかは、脱毛機器の違いです。医療用レーザー脱毛は確かな脱毛効果が得られるといえます。 |
脱毛以外の肌への効果 |
レーザー照射により、真皮のコラーゲンの合成が促進され、肌のハリ、つやが良くなります。シワ・毛穴の開きの改善といった皮膚の若返り治療にも同じ脱毛で使われるレーザー機器が用いられています。 |
脱毛効果でさえ不明です。 |
医療機関での医療レーザー機器を使った脱毛では、脱毛効果意外にも、お肌にハリ、つやが生まれるなど、良い効果が得られます。 |
費用 |
医療機関ですが、健康保険適応外の、自由診療なので、価格は各医療機関が自由に設定しています。エステと比べると比較的高いです。 |
価格の幅は様々です。医療機関と比べるとやや安いです。 |
医療機関では、効果・安全面共に優れた高価な医療レーザー機器を使っており、国家資格を有する医師や看護師によって、施術されるので当然費用も高くなります。しかし最近ではエステより安いところもあります。一方、エステでは値段の安いレーザー機器をバイトのエステシャンでも施術できるため、当然コストは抑えられ、安く施術することが可能です。 |
違法性 |
違法ではない。 |
違法です。 |
厚生労働省は「用いる機器が医療用であるか否かを問わず、レーザー光線またはその他の強力なエネルギーを有する光線を毛根部分に照射し、毛乳頭、皮脂腺開口部を破壊する行為は“医師法17条違反”である」との通達を出しています。脱毛は医療行為なので、エステでの脱毛は違法行為として禁止されています。 |
トラブル |
万が一、お肌のトラブルが発生した場合、医療機関なので、専門医が責任を持って診療および、処置をしてくれます。当然、抗炎症剤などの医薬品を用いた適切かつ迅速なケアを受ける事が可能です。 |
色素沈着や軽度の火傷などを負ってしまうトラブルの発生が報告されています。何かお肌にトラブルが起こった際、医療機関へ行くことを指示されます。脱毛だけでなく、皮膚に関しても専門ではないで、十分な対応をしてもらえないです。 |
万が一トラブルが起こってしまった際、結局行き着くところは医療機関です。何か起こった場合に、すぐに処置することが大切なので、医療機関のほうが安全面でも優れていると言えます。 |